2015年09月28日
滋賀子育てネットワーク誕生!
1996年9月
子育てNGO「こころの子育てインターねっと関西」の呼びかけで、
第1回「滋賀子育ての集い」(野洲町)開催。
参加者(子育てサークルリーダー)有志が集まり、ネットワーク準備委員会結成
1997年3月
「リーダーサミットinしが」開催、これを機にネットワークとしてスタート
1998年5月
子育て支援事業「淡海エンゼルプラン」の
子育て自主グループ広域ネットワーク形成促進事業の助成を受け、正式に「滋賀子育てネットワーク」発足
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このころはまだ「子育て支援」という言葉もなかったのではないでしょうか。
滋賀県は京都・大阪のベットタウンとして、団地などが整備され子育て世代が流入してきていました。
それまで当たり前だった「同居」ではなく核家族を選んだ家庭は多くの場合夫が会社員として通勤し、子育ては母親がひとりで担う状況になってきました。
ただ、滋賀県の多くはまだ地縁・血縁を頼る子育てが主流だったため、知らない土地で乳飲み子を抱えて育児を始めた母親の孤立や不安は表立った問題にはなっていませんでした。
そんな中、育児の「しんどさ」を感じながら、その原因もわからないまま、とにかく自分たちが少しでも楽になる方法として「育児サークル」がぽつぽつでき始めて来ました。
大学を出、仕事で力を発揮してきた女性たちが、育児を機に退職しその力を持て余す・・・そんな人材がリーダーとなって、育児サークルは結構大きなグループになっていく場合もありました。
しかし、まだ手探りでどういう風に活動をしていっていいか、迷いながら運営している状況。
やがて、滋賀県各地の育児サークルリーダーが集まって、情報交換や学習を目的としたネットワークを結ぶことになりました。
それが「滋賀子育てネットワーク」の始まりでした。
大それた名前をつけたものの、最初のころは育児サークルの運営相談の場でした。
例えば「クリスマス会はどんなことをする?サンタさんは誰に頼む?」「連絡網はどうしている?」など具体的なノウハウ相談がメイン。
そこに大きな事件が発生!
少子化が全国的に問題になりはじめ、滋賀県でもその研究事例として「滋賀子育てネットワーク」に大きな助成金がいただけることになったのです!
滋賀子育てネットワークのはじまりは、県内各地の育児サークルの情報交換から。
Posted by 滋賀子育てネットワーク at 00:02│Comments(0)
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